名古屋市でワイヤーやマウスピースの歯列矯正なら星ヶ丘矯正歯科

実は私も、小学5年生の頃に矯正治療を始めました。
毎回の調整後は、お米でさえ硬く感じて食べられないほどの痛みに悩まされ、2年間の治療を経て装置が外れたときは本当にうれしかったのを覚えています。
でも、そこからが大切な時期でした。
歯並びの後戻りを防ぐための「リテーナー」の装着が面倒になってしまい、途中でサボってしまったんです。
その結果、せっかく整えた歯並びが元に戻ってしまい、結局もう一度矯正器具をつけて再治療することになりました。
今では笑い話ですが、当時はとても嫌でした。

さらに、40歳になったときにも、自分の歯並びが気になり、患者さんの気持ちをもう一度体感しようと、再び自分自身で矯正治療を受けました。
装置の違和感や痛み、見た目のことなど、矯正治療の大変さは身をもって理解しています。
だからこそ、できるだけ不快感を減らし、できる限り短期間で終えられる治療を心がけています。

学生のうちに矯正を始めることには大きなメリットがあります。
成長期は骨がやわらかく、歯が動きやすいため、表側矯正であれば1〜2年ほどで治療が終わることもあります。
実際に、星ヶ丘矯正歯科では

• 中学・高校受験が終わったあと
• 大学入学のタイミング
• 名古屋に引っ越してきたきっかけ

など、新しい生活が始まる時期に合わせて治療をスタートする学生さんがたくさんいます。
大切な学生時代を、自信のある笑顔で過ごしていただけるように。
そして、大人になってからもずっと笑顔に自信が持てる歯並びを目指して、サポートしていきます。

歯列矯正は大人になってからでも始めることができますが、年齢とともに顎の骨や歯ぐきの柔軟性が少なくなり、歯が動きにくくなってしまいます。
そのため、矯正を始める時期が遅くなるほど、治療期間も長くなる傾向があります。

私は愛知学院大学歯学部を卒業後、矯正を専門に学びながら、いろいろな歯科医院でアルバイトをしていました。
その中で、今でも忘れられない出来事があります。

ある医院に、モデルを目指している女子高生が来られ、院長の指示で前歯6本を削って差し歯にする治療が行われました。
当時の私は若く、その方針に従いましたが、心の中では「矯正治療でもきっときれいにできるのでは」と思っていました。

もし今の自分だったら、見た目に配慮しながら歯を残せる裏側矯正をご提案します。
裏側からの矯正なら、人前に出るお仕事でも目立たず、高校生であれば比較的短期間で自然な歯並びを目指せます。

大学では表側矯正は教えてもらえますが、裏側矯正は基本的に独学で学ぶしかありません。

私も開業するまでは裏側矯正の存在を知っている程度でしたが、開業後にどうしても裏側矯正を習得したく、数多くの講習会に参加しました。
中には、実際にその技術を持つ先生のもとに直接教えを乞うこともありました。
少しずつ学びながら技術の習得を行ってきました。
試行錯誤しながら舌側矯正が色々なケースで治療が出来るようになりました。
裏側矯正治療を行った結果を他人に評価してもらい自分の力量を試す為にパリで開催された世界舌側矯正歯科学会やスペインで開催されたヨーロッパ舌側矯正歯科学会に治療症例を出してチャレンジし認定医を取得しました。
2024年には日本舌側矯正歯科学会の認定医にも裏側矯正で治療した5症例を提出し無事合格しました。