口ゴボの矯正治療は
名古屋の星ヶ丘矯正歯科へ

歯並び矯正専門の歯科医院として地域に根ざして15年。日本矯正歯科学会所属の院長亀山が口ゴボの矯正も責任をもって治療します。
- 1)口ゴボとは
- 2)すぐできる口ゴボ診断
- 3)口ゴボ向けの矯正治療
- 4)マウスピース型矯正装置(インビザライン)
- 5)マルチブラケット装置(表側矯正)
- 6)リンガルブラケット装置(裏側矯正)
- 7)Q&A
- 8)口ゴボでお悩みの方へ
- 9) 口ゴボの治療についての備考
口ゴボとは
口ゴボとは、口元がモコっと膨らんでいる状態で、一般的には出っ歯と呼ばれる歯並び・噛み合わせの異常です。特徴的な顔貌を呈することから、口元のコンプレックスになりやすく、長年、口ゴボの症状に悩まされている方もいらっしゃることでしょう。
口ゴボの原因
口ゴボの原因は、前歯の傾きや位置の異常が認められる歯性(しせい)と上の顎が突出している骨格性の2つに大きく分けられます。歯並びの乱れを細かく整えていく歯列矯正では、歯性の口ゴボの方が治しやすいです。骨格性の口ゴボは、歯列矯正と外科矯正を組み合わせなければならないことも珍しくありません。
すぐできる口ゴボ診断
次に挙げる症状に当てはまるものがある場合は、口ゴボが疑われます。気になる方はセルフチェックしてみてください。
- 唇を閉じようとすると、前歯が邪魔をする
- 唇をしっかり閉じると、オトガイ(=顎の先)に梅干しのようなしわができる
- 鏡で横顔を見た時に口元が突出している
- 上下の前歯の前後的な距離が5mm以上空いている
これらは上顎前突とも呼ばれる口ゴボを正確に診断する基準ではありませんが、ひとつでも当てはまるものがある場合は一度、矯正医に相談してみましょう。専門家に口ゴボと診断された場合は、具体的な治療方法を提案してもらえます。

口ゴボ向けの矯正治療
口ゴボの症状を改善する矯正治療としては、マウスピース型矯正装置(インビザライン)とマルチブラケット装置(表側矯正)、リンガルブラケット装置(裏側矯正)の3つが挙げられます。
マウスピース型矯正装置
マウスピース型矯正装置(インビザライン)の特徴
マウスピース型矯正装置(インビザライン)は、アライナーと呼ばれる透明なマウスピースを使って歯並びを改善する治療法です。着脱式の装置であり、食事や歯磨きをする際にはマウスピースを取り外せます。口ゴボの矯正にも適しており、装置が目立ちにくく、周囲に気付かれずに歯並びをきれいにしたい方にはおすすめの方法です。
マウスピース型矯正装置(インビザライン)の治療期間
マウスピース矯正で口ゴボを治す場合、一般的な症例では1~3年程度の期間を要します。目安となる治療期間に幅があるのは、年齢や骨の状態、抜歯をするかしないかによって、矯正の難易度も大きく変わるからです。
マウスピース型矯正装置(インビザライン)の費用
当院では、マウスピース型矯正装置(インビザライン)による口ゴボの治療を935,000~1,100,000円(税込)で行っております。初診相談は無料で、最初の検査と毎回の処置料は別途、費用がかかります。
メリット
- 来院間隔が長い(5〜10週間程度の間隔)
- 透明感があり、装着していても目立ちにくい
- 食事に対する制限がない
- お食事、歯ブラシのとき外せる
- ワイヤーが刺さったり、壊れたりしない
デメリット
- 歯の重なりが強い方はできない
- 骨格自体の不正は治らない
- 装置をはめる患者さんの協力度が必要となる
- 場合によってはワイヤー矯正の方が早い時もある
マルチブラケット装置(表側矯正)
マルチブラケット装置(表側矯正)の特徴
マルチブラケット装置(表側矯正)とは、歯列の表側にワイヤーとブラケットを設置する方法で、最もスタンダードな矯正法といえます。装置が目立ちやすいという欠点はあるものの、ほとんどの症例に適応でき、口ゴボの症状も治しやすいです。抜歯をして歯を大きく移動させるような症例にも問題なく適応できます。
マルチブラケット装置(表側矯正)の治療期間
マルチブラケット装置(表側矯正)で口ゴボを治す場合は、1~3年程度の期間を要します。お口の状態によって治療の難易度が変わるため、目安となる期間にも幅があります。
マルチブラケット装置(表側矯正)の費用
当院ではマルチブラケット装置(表側矯正)による治療を880,000~990,000円(税込)(税込)で行っております。初診相談は無料で、最初の検査と毎回の処置料は別途、費用がかかります。
メリット
- 口ゴボを始めとしたほとんどの歯並びに適応できる
- 歯を三次元的に移動しやすい
- リンガルブラケット装置(裏側矯正)と比較すると発音の影響を受けにくい
- 費用が比較的安い
- 装置に付着した汚れを確認しやすい
デメリット
- 装置が目立ちやすい
- 唇が閉じにくい
- 装置による刺激でお口の粘膜が傷つくことがある
- 食事の時に食べ物が引っ掛かりやすい
- 口元に厚みが出やすい
リンガルブラケット装置(裏側矯正)
リンガルブラケット装置(裏側矯正)の特徴
リンガルブラケット装置(裏側矯正)もワイヤー矯正の一種ですが、ブラケットとワイヤーを歯列の裏側に設置するという点でマルチブラケット装置(表側矯正)と異なります。外からは装置から全く見えないため、数ある矯正法の中で最も目立ちにくいという特長があります。
また、装置の位置関係上、前に傾いたり、前方に位置している前歯を正常な状態に改善しやすいのも裏側矯正の大きなメリットといえます。
リンガルブラケット装置(裏側矯正)の種類
裏側矯正には、上下とも装置を裏側に設置する「フルリンガル」と上は裏側、下は表側に設置する「ハーフリンガル」の2つに分けられます。下の装置はもともと目立ちにくいため、ハーフリンガルにしても審美性が大きく損なわれないケースも少なくありません。
リンガルブラケット装置(裏側矯正)の治療期間
口ゴボを裏側矯正で治療する場合は、1~3年程度の期間を要します。特殊な矯正法ではありますが、治療期間が極端に長くなることはありませんのでご安心ください。
リンガルブラケット装置(裏側矯正)の費用
当院では、リンガルブラケット装置(裏側矯正)に治療をフルリンガル・ハーフリンガルともに1,320,000~1,430,000円(税込)で行っております。初診相談は無料で、最初の検査と毎回の処置料は別途、費用がかかります。
メリット
- どの矯正装置よりも審美性にすぐれている
- 心理ストレスが少なく、イベントでも装置を気にしなくていい
- 矯正装置による外傷が少ない
- 歯の動きを確認しやすい
- 吹奏楽器が吹ける
デメリット
- 慣れるまではしゃべりにくい
- 歯みがきがしづらい
- 食べ物が引っかかると取りにくい
- 舌を傷つけやすい
Q&A

口ゴボは治さなくても大丈夫ですか?

治した方が良いケースが多いです。
比較的軽度の口ゴボであり、患者様ご自身でも気になる症状がないのであれば、無理して治療をする必要はありません。見た目が気になる、唇を閉じることが難しい、食べ物を噛みにくいなど、具体的に困っていることがある場合は、矯正治療で改善するのが望ましいです。

口ゴボは矯正歯科以外の歯医者でも治せますか?

治すことは可能ですが、仕上がりが大きく変わることが多いです。
矯正は極めて専門性の高い治療なので、できれば矯正を専門に行っている歯医者に任せましょう。矯正に関する知識や経験、診療実績が豊富な歯医者ほど、治療の仕上がりも良くなります。

口ゴボは未成年でも治せますか?

未成年でも治せます。
マウスピース矯正やワイヤー矯正は、顎の骨の発育が終わっていれば誰でも受けられます。また、小児矯正では骨格的な異常に由来する口ゴボも根本から治すことが可能です。

口ゴボは自分で治せますか?

口ゴボは自分で治すことができません。
口ゴボを始めとした歯並び・噛み合わせの異常は、自力で治すことはできません。自分の力で強引に治そうとすると、歯並びが余計に悪くなったり、歯や歯茎を傷つけたりするためおすすめすることはできません。