こんにちは、名古屋市の星ヶ丘DC矯正歯科の北森です。
矯正装置での治療が終わったらその後はどういう流れになるのか分からないという方のために
今回は矯正装置終了後とリテーナー(保定装置)についてお伝えしていきたいと思います:-)

2年から～2年半程度の歯列矯正が終わったら、
後戻りを防ぐためにリテーナーという保定装置を使ってもらうことになります。
動的治療(2～2年半)→保定期間(2年程度)→終了　という流れになります。

装置から解放されてやったー！と思ってたところに
また装置を2年ほどつけなくてはいけなくて
がっかり…となりますよね(>.<)
でもこれをつけないと後戻りしてしまい頑張った治療が水の泡に…(；▽；)

○リテーナの重要性について
まず第一に後戻りを防ぐために付ける装置になります。
治療で歯が動いたように、歯には動く性質があります。
装置を外したすぐはとても不安定な状態です。
舌で押されて前に出たり、口呼吸をしているだけでも少しずつ動いてしまいます。
それを防いで骨までしっかり綺麗な状態を安定させてくれる大切な装置になります。
また、かみ合わせも安定させてくれる優れものでもあります☺︎！

○どのくらい装着すればいいの？
平均して約2年ほど使用して頂きます。
半年～1年は後戻りしやすいので食事と歯磨き以外の24時間使用します。
しっかり使って歯が安定してきたら使用時間は短縮されます。
半日、夜のみ、週に3～4回…というように短くなっていきます。
この判断は治療をした歯科医院が判断するので
装置での治療が終わっても通院は続けてくださいね(^^)/

○リテーナー(保定装置)のトラブル
1.歯茎などに当たって痛い
⇒我慢せずにすぐ連絡して調節してもらいましょう。
2.毎日使っているのにゆるくなっている気がする
⇒取り外しの繰り返しにより、ワイヤー部分が緩んでくる場合があります
調節できるのでご連絡ください。
3.あまり使っていなくてリテーナがはまらない
⇒はまるけどきついという場合は毎日はめ続けていれば合ってくる場合もあります。
歯が大きく動いてしまっている場合は作り直しや再治療ということにもなります。
4,発音がうまくできない
⇒最初の1～2週間は慣れませんがだんだんいつも通り
しゃべれるようになるのでご安心ください。

以上矯正終了後のお話でした！
リテーナを紛失したり破損してしまった場合はすぐ連絡してください(^o^)！
正しく使用してキレイな歯並びを維持していきましょう☆