子どもの歯列矯正、やる気にさせるには?

お子さんの矯正相談にお越し頂くほとんどの方が
学校または歯科医に指摘されて、ご両親が気になってという理由です。
大人になると歯並びが大切だということは意識するようになりますが、
子どもの頃に自主的に歯並びを治したい!と思う子ってきっとなかなかいませんよね。
私も中学生くらいまでは全然歯並びなんて気にしてませんでした…(´ >x< `)
なので治療を開始しても装置を使う時間が守れなかったり、
周りの目が気になってやりたがらない子が多くいます。
そんな子たちをやる気にさせるにはどうすればいいのか?
まずは矯正する意味をしっかり説明することが大切です。

歯並びが悪いままだと…
・笑顔に自信が持てない
・虫歯や歯肉炎になりやすい
・かみ合わせが悪いと消化が悪くなる
・正しく発音がしにくい
・顎の関節が痛くなりやすい
・頭痛や肩こりの原因にもなる
  など
様々なデメリットがあります。
また、歯並びが悪い人が80歳になったときに20本以上自分の歯が
残っている可能性はほぼ5%以下といわれています。


まず治療をスタートする前にどうして治療するのかをしっかり話し合い、
将来的にどんな効果があるのかを伝えていくことが大切です☆
将来の夢や憧れの人がいる場合などはその例を出すのも効果的です。
(例えば、スポーツする場合はかみ合わせがいい方が良いなど)
また、どうしても本人にやる気がない場合は無理にすぐ始めるのではなく
少し時間をおいてからスタートすることも大切です。
長い治療期間、一番身近なご家族の協力と歯列矯正への理解が
治療成功の鍵になります(`・8・´)                                    
お子さんを励ましながら治療のゴールを目指していきましょう☆ミ